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通常コマの登録方法について
塾コマでは、通常コマの上に講習コマを上書きしてコマを組むことができます。その際、通常コマの情報を事前に登録しておく必要があります。
登録方法
通常コマの登録には、2つの方法があります。
- 塾コマの形式:コマ組結果のExcelファイルをダウンロードし、「元データ」シートの内容を利用する方法です。ただし、この方法では科目を科目マスタで登録した番号で指定する必要があるため、少々手間がかかります。
- 専用形式:CSVファイルを利用する方法です。科目名を直接入力できるため、おすすめです。
専用形式での登録方法
- CSVファイルの準備:以下のフォーマットでCSVファイルを作成します。
date | koma | 講師 | 生徒1 | 生徒2 |
---|---|---|---|---|
2023/12/4 | 5 | 講師01 | 生徒01 算 | |
2023/12/4 | 6 | 講師01 | 生徒02 英 | 生徒03 英 |
注意事項
- ヘッダーの「生徒1」「生徒2」などは、塾コマのコマ組URL設定で指定した講義形式(1:1, 1:2, 1:3, 1:4)に合わせてください。
- 「生徒1」の列では、生徒の名前と科目の間にスペースを入れてください。
- 生徒名の苗字と名前の間にはスペースを入れないでください。もし、空白が入っている場合は、Excel等で置換を行ってください(例:”学習 太郎” →”学習太郎”で置換)
科目名の自動マッチング
CSVファイルを登録すると、システムが科目名とデータベースに登録されている科目名を比較し、自動的に科目番号を付与します。
科目名のマッチングについて
入力されたCSVファイルを登録処理する際に、授業科目と対応する科目番号を自動的に付与します。科目名のマッチングは、データベースに登録されている科目名と入力された科目名を比較することで行われます。
マッチングの仕組み
- データベースからの科目情報取得: まず、データベースから科目名と科目番号の対応表を取得します。
- 科目名の比較: 入力された科目名とデータベース内の科目名を1文字ずつ比較し、入力された科目名 全て の文字がデータベース内の科目名に含まれている場合にマッチすると判定します。
- 科目番号の付与: マッチした科目があれば、対応する科目番号を付与します。
マッチング例
データベースに以下の科目名と科目番号が登録されているとします。
科目番号 | 科目名 |
---|---|
1 | 小学_国語 |
2 | 小学_算数 |
3 | 小学_理科 |
4 | 中学_数学 |
5 | 中学_英語 |
6 | 高校_数学Ⅰ |
7 | 高校_数学A |
8 | 高校_物理基礎 |
9 | 高校_化学基礎 |
10 | 小学_国語_講習 |
11 | 小学_算数_講習 |
12 | 中学_数学_講習 |
13 | 中学_英語_講習 |
14 | 高校_数学_講習 |
15 | 高校_物理_講習 |
このデータベースに対して、以下のような入力があった場合のマッチング結果は以下のようになります。
入力された科目名 | マッチする科目名 | 科目番号 |
---|---|---|
国語 | 小学_国語 | 1 |
算数 | 小学_算数 | 2 |
理科 | 小学_理科 | 3 |
数学 | 中学_数学 | 4 |
英語 | 中学_英語 | 5 |
数Ⅰ | 高校_数学Ⅰ | 6 |
数A | 高校_数学A | 7 |
物理 | 高校_物理基礎 | 8 |
化学 | 高校_化学基礎 | 9 |
国語講 | 小学_国語_講習 | 10 |
算数講 | 小学_算数_講習 | 11 |
数学講 | 中学_数学_講習 | 12 |
英語講 | 中学_英語_講習 | 13 |
高校数学 | 高校_数学_講習 | 14 |
高校物理 | 高校_物理_講習 | 15 |
マッチングの際の注意点
- 複数の候補がある場合: 例えば、「数学」と入力すると「中学_数学」と「高校_数学_講習」の両方にマッチする可能性がありますが、このコードでは最初にマッチした「中学_数学」が採用されます。
- 未登録の科目: データベースに登録されていない科目名が入力された場合は、科目番号は付与されません。
まとめ
通常コマの登録は、講習コマをスムーズに組むために必要な作業です。専用形式を利用すれば、簡単に登録できますので、ぜひお試しください。