専用Excelの作り方

変数の定義

  • 日付の形式:YYYY_MM_DD


目的別セルの作り方

塾コマの日付フォーマットから通常の日付フォーマットへの変換

塾コマで使用している日付形式 (YYYY_MM_DD) を、通常の形式 (YYYY/MM/DD) に変換します。

入力:yyyy_mm_dd

構文

=DATEVALUE( LEFT(対象セル,4) & "/" & MID(対象セル,6,2) & "/" & RIGHT(対象セル,2) )

  • LEFT(対象セル,4) : 対象セルの左から4文字 (年) を取得
  • MID(対象セル,6,2) : 対象セルの6文字目から2文字 (月) を取得
  • RIGHT(対象セル,2) : 対象セルの右から2文字 (日) を取得
  • & "/" : “/” を間に挿入して結合

通常の日付フォーマットから塾コマの日付フォーマットへの変換

通常の日付形式 (YYYY/MM/DD) を、塾コマで使用している形式 (YYYY_MM_DD) に変換します。

入力:yyyy/mm/dd

構文

=TEXT(対象セル,"yyyy!_mm!_dd")
  • TEXT(対象セル,"yyyy!_mm!_dd") : 対象セルを指定の書式に変換

曜日の取得

日付から曜日を取得します。

入力:yyyy/mm/dd

構文

=TEXT(対象セル,"aaa")
  • TEXT(対象セル,"aaa") : 対象セルを曜日 (aaa) の書式で表示


生徒名を指定し、特定の時間に出席する講師名を取得したい

生徒名と時間 (N限目) を指定して、その時間に出席する講師名を取得します。

検索キー:日付, N限目, 生徒名

構文

VLOOKUP(日付&"_"&N限目&"_"&生徒名&"_"&1,
コマ割りデータ!$B:$K,
7,
FALSE)
  • VLOOKUP : 指定した値を検索し、対応する値を返す関数
  • 日付&"_"&N限目&"_"&生徒名&"_"&1 : 検索値 (日付_N限目_生徒名_1) を作成
  • コマ割りデータ!$B:$K : 検索範囲 (コマ割りデータシートのB列からK列)
  • 7 : 講師名が記載されている列番号
  • FALSE : 完全一致を検索

生徒名を指定し、特定の時間に出席する講師の教える科目を取得したい

生徒名と時間 (N限目) を指定して、その時間に出席する講師が教える科目を取得します。

検索キー:日付, N限目, 生徒名

構文

VLOOKUP(
  INT(
    VLOOKUP(
      日付 & "_" & N限目 & "_" & 生徒名 & "_" & 1, 
      コマ割りデータ!$B$1:$K$10193,4,
      FALSE
    )
  ),
  作業データ!$C$1:$D$30,
  2,
  FALSE
)
  • 1つ目の VLOOKUP で講師IDを取得
  • 2つ目の VLOOKUP で講師IDから科目を取得

講師名を指定し、特定の時間に出席する生徒名を取得したい

講師名と時間 (N限目) を指定して、その時間に出席する生徒名を取得します。

検索キー:日付, N限目, 講師名, N番目(複数生徒がいる場合、番号)

構文

VLOOKUP(
 日付 & "_" & N限目 & "_" & 講師名 & "_" & 1 & "_" & ブース番号,
 コマ割りデータ!$C:$K,
 2,
 FALSE
)

例:2023_07_11_1_講師名_1_1

  • VLOOKUP : 指定した値を検索し、対応する値を返す関数
  • 日付&"_"&N限目&"_"&講師名&"_"&1&"_"&ブース番号 : 検索値 (日付_N限目_講師名_1_ブース番号) を作成
  • コマ割りデータ!$C:$K : 検索範囲 (コマ割りデータシートのC列からK列)
  • 2 : 生徒名が記載されている列番号
  • FALSE : 完全一致を検索

講師名を指定し、特定の時間に出席する生徒の教える科目を取得したい

講師名と時間 (N限目) を指定して、その時間に出席する生徒が教える科目を取得します。

検索キー:日付, N限目, 講師名, N番目(複数生徒がいる場合、番号)

構文

VLOOKUP(
 日付 & "_" & N限目 & "_" & 講師名 & "_" & 1 & "_" & ブース番号,
 コマ割りデータ!$C:$K,
 2,
 FALSE
)

VLOOKUP(
 INT(
    VLOOKUP(
     日付 & "_" & N限目 & "_" & 講師名 & "_" & 1 & "_" & ブース番号,
     コマ割りデータ!$C$1:$K$10193,
     3, 
     FALSE
    )
  ),
  作業データ!$C$1:$D$12,
  2,
  FALSE
)
  • 1つ目の VLOOKUP で生徒IDを取得
  • 2つ目の VLOOKUP で生徒IDから科目を取得

日付を指定して、講師名・生徒名を取得したい

日付と時間 (N限目) を指定して、講師名または生徒名を取得します。

検索キー:日付, N限目, ブース番号, N番目(複数生徒がいる場合、番号)

構文

VLOOKUP(
 日付 & "_" & N限目 & "_" & ブース番号 & "_" & 1 & "_" & N番目,
 コマ割りデータ!$A:$K,
 [8|4], //ここに関して、講師名が欲しい場合は8、生徒名が欲しい場合は4を指定
 FALSE
)

例:2024_07_15_5_1_1_1

[8|4] : 講師名を取得する場合は8、生徒名を取得する場合は4を指定


専用Excelの代行作成

自社で利用しているExcelについて、塾コマで出力を合わせる場合、「zyuku-koma@ficy-tech.com」からご見積もりのご依頼を承っております。対象のExcelファイルを添付し、ご相談ください。

料金は、作成するExcelのセル数等により変化します。(料金目安は5000円からになります)